部屋のインテリアとして人気のある観葉植物。部屋に少し緑が加わるだけで空気が綺麗になった気がする上に雰囲気もガラッと変わりお洒落度がアップします。僕も植物が好きなので何度も観葉植物を買っては部屋に飾ってきました。
しかし、どういうわけかすぐに枯れてしまいます。

一度や二度ではありません…
そんな僕ですが、先日ホームセンターの植物コーナーで性懲りも無く観葉植物を買おうと店内を物色していたら、『ハイドロカルチャー』というコーナーを発見しました。
ハイドロカルチャーとは?
水耕栽培の一種で、土の代わりに「ハイドロコーン(ハイドロボール)」と言う発泡煉石を使って栽培することができる観葉植物です。 土を使わないため虫がわかないので室内で清潔に育てることができます。
また水やりの回数も少なく日々の手入れも簡単なので、すぐに観葉植物を枯らしてしまう僕にも向いているような気がします。
店員さんに聞いたところ、道具さえ揃えれば初心者でも誰でも簡単に植えることができるとのことなので、早速必要な物を買い揃えて初めての『ハイドロカルチャー』に挑戦してみました。
ハイドロカルチャーの植え方

- 観葉植物
- 容器(鉢)
- ハイドロコーン(ハイドロボール)
- 栄養剤
- 根腐れ防止剤

ハイドロカルチャーを植える容器を用意します。穴が空いていなければどんな容器でもOK。ホームセンターよりも100均の方が安く買えますが、ガラスの透明度が低いことがあるので照明に透かしてチェックすると良いでしょう。
今回は用意したのはセリアで購入した丸型のガラス容器と日本酒が入っていた小瓶。この小瓶は僕の生まれ故郷・山口県にある大嶺酒造のOhmineというお酒の小瓶なのですが、お洒落だったので捨てずに取っておいた物を再利用してみようと思います。

用意した容器に「ミリオンA」を敷きます。ホームセンターで300円程度で購入できます。

「ミリオンA」を容器の底が隠れる程度敷きました。「ミリオンA」は水質の浄化・根腐れ防止効果がありハイドロカルチャーには必需品です。

『ハイドロカルチャー』は土の代わりに発泡煉石を使用します。「ハイドロコーン」や「ハイドロボール」などメーカーによって呼び名は様々で、ホームセンターや100均で購入することができます。
小粒・中粒・大粒と各サイズが販売されているので容器サイズに合わせて使い分けます。メーカーによっても粒の大きさが違うので、今回は2種類の違ったメーカーの中粒を用意しました。

ハイドロコーンはそのままだと汚れているので、ザルなどに開けてよく水洗いします。一度洗うと見違えるように綺麗になるので必ず洗いましょう。

水洗いしたハイドロコーンを容器に三分の一程度入れていきます。スプーンを使うと入れやすいです。

次に「観葉植物」を植えます。今回はホームセンターでハイドロカルチャー用として販売されている観葉植物を用意しました。
植物によって性質が違うので、設置する場所を考慮して種類を選びます。特に日光の届きにくい玄関などに設置する場合は、暗い場所に強い植物を選ぶ必要があります。

容器が大きければインナーポットごと植えても良いらしいのですが、サイズ的に無理だったのでインナーポットから取り出して植えることにしました。

観葉植物を支えながらスプーンでハイドロコーンを適量詰めていきます。

小瓶の方には小さいサイズのハイドロコーンを使用しました。

ハイドロカルチャー用の「栄養剤」を入れます。しかし今回購入した栄養剤には秋〜春のみ使用と注意書きがありました。おそらく冬場は植物が休眠期に入るためだと思われるので、今回は栄養剤は使用していません。
また水質浄化と栄養剤を兼ね備えた「イオン交換樹脂栄養剤」もハイドロカルチャーでは人気のようです。

最後に容器の五分の一程度を目安に水を入れて完成です。


いい感じ!
水やり方法

容器の水が完全になくなったら、容器の五分の一を目安に水をやります。根っこが水に完全に浸かってしまうと根腐れを起こすので要注意です。
まとめ
ハイドロカルチャーは低予算で初心者でも簡単に始めることができます。使用する容器によってはかなりお洒落なインテリアとして飾ることができそうです。
水やりのタイミングもわかりやすいので、僕のように観葉植物を枯らしがちな人にもオススメです。